第二回目のゲストは二人! それぞれブックカフェ、高橋一生さんについて語ってもらいました。個性豊かなインタビューにご注目ください!
始まりは高校の図書館
ニックネーム:ソラ
学部:文学部
学年:3年
座右の銘:ほどほどに頑張る
ーーあなたの語りたいことを教えてください。
ブックカフェです。
ーーそのことに興味を持ったきっかけは何ですか?
大学1年生の冬にブックカフェでアルバイトを始めたことです。もともと本が好きなんですが、本を読むことが好きというよりは本のある空間が心地よいんですよね。大型書店とかはざわざわしてるから、そうではなくてのんびり本と一緒に過ごせるブックカフェを選びました。
地元にはブックカフェは1軒しかなかったので、上京してから興味を持ちましたね。
ーー地元にいるときに好きだったのは?
図書館は好きでしたね。一番好きなのは高校の図書館です。通っていた小学校とか中学校の図書室は、暗いし狭くて端に追いやられている感じが若干あったんです。でも、高校の図書館は門から入ってすぐ、食堂の目の前の一番広いスペースにあって。色んな生徒が来られるように、ぬいぐるみがいっぱい置いてあったり。漫画や映画のポスターが貼ってあるところにその原作が置いていたり。
司書さんも優しくて、飲食禁止なのにお菓子をくれたりとかすごく素敵な方で。図書研究会っていう部活動に入って、受付のカウンターの中にずっといました。受験勉強もカウンターの中でしてたくらい(笑)。教室よりいる時間が長かったかもしれないです。
ーー思い出深いですね。
座右の銘の「ほどほどに頑張る」っていうのは、部活の先輩の書初めから来ていて。先輩が書道の授業で書いたものを、司書さんが面白がって図書館に貼ってたんです。司書さんが「赤い字で一生懸命に変えてやろうか。」って冗談で言っていたのも覚えてます。その先輩の緩さに憧れて私もほどほどに頑張りたいなと思っています。
ーー素敵なエピソードが聞けて良かったです。少し話が逸れてしまいましたが、紹介したいブックカフェは?
渋谷にある「森の図書室」(*1)です。お店は雑居ビルの中にあるんですが、入口が隠れているんです。木の扉があって、押すと本棚がばんって出てきて、それを更に開けると空間が広がってます。
図書室として本が壁一面に置いてあって。メニュー(*2)も豊富で、ご飯だけではなく飲み物、アルコールも楽しめます。しかも、メニューは本に登場するものに関連しているんです。たとえば、「ぐりとぐら」のカステラが食べられたり、森見登美彦さんの小説に出てくる電気ブランを飲めたりします! 世界観に浸れて楽しいので、ぜひ訪れてみてください!
(*1)ホームページはこちら
(*2) メニューは取材当時のものです。
ーーありがとうございました!
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