初出場9期生、ひと夏を賭け挑む壁とは
8月2日。きたる8月27日に行われるUNIDOL決勝へ向け、Prismileの練習にますます熱が入る。前回は振り入れ初日の様子をお届けしたが、今回は、今年度加入した9期生のうち、UNIDOLに出場する4人のメンバーに焦点を当てる。彼女たちのリアルな心境とともに、大会に挑むPrismileの姿に迫る。
フレッシュな9期生はこちら!
高校生のときにUNIDOLの存在を知り、大学生になったらアイドルコピーダンスサークルに入ろうと決めていたそう。
受験生時代にUNIDOLに出会い、憧れ続けてきた彼女。ついに自分も念願のUNIDOL決勝のステージに立てるとのことで、日々、努力を惜しまない。
学部の同期生であるうららさんに誘われてPrismileに入った経緯を持つ。アイドルという存在が好きと語る。
元々1人でアイドルのコピーダンスをするのが好きで、その趣味を深めるために加入したそうだ。人に「見せる」ためのダンスは初めてであるため、苦戦しながらも食らいついていく。
今回の練習は、フォーメーションの位置取りや動線確認が大部分を占めた。ただ位置につくのではなく、その過程が美しく見えるように、様々な移動パターンを試行錯誤する。
曲中には、9期生のシンメ(注)が目立つパートも! 務めるのは、まりんさんとなるさんだ。
(注)シンメ:シンメトリー(左右対称)の略。ステージ上で左右対称のポジションに配置されるメンバー2人組を指す。
まりんさんの人柄について、リーダーのかなえさんはこう語る。
パフォーマンスはさることながら、バランス感覚がよい子だと感じます。指示をしたり意見を述べたりするとき、メンバーへのリスペクトと自分の軸のどちらも大切にできる子です。責任感ある言動にも安心感があります。
まりんさんのシンメを務めるなるさんの魅力について、8期生のさわさんは以下のように語る。
先輩に負けないダンス力をもち、練習中もお手本にする機会が多いです。振りに関してアイデアを出してくれることも多く、基礎のしっかりしたダンスとアイドルらしい愛嬌の両方を持ち合わせている子です!
今回の練習中も、2人で何度も振りを確認。自分たちから先輩に声をかけ、一緒に練習する姿も見られた。そんな彼女たちに今大会への意気込みを問うと、揃って先輩方と肩を並べて踊りたい、同じ熱量で挑みたいと語った。加入からたったの数か月。先輩たちの背中を追う彼女たちの向上心は果てしない。
3時間近くぶっ続けでフォーメーションを確認した後は、ダンス練習へ。ここでは、9期生の成長スピードに驚いた。遡ること半月、振り入れが進む中、必死に食らいつく9期生がいた。ダンス未経験のみみさんとうららさんだ。見よう見まねで一生懸命に取り組むも苦戦気味。曲に追いつけず立ち止まってしまう姿も見受けられた。
練習中の苦労について、うららさんはこう語る
未経験の私からするとすごいスピードで振り入れが進んでいくので、 家でかなり自主練をしないと追いつくのが大変でした。また、自分では正しい動きをしているつもりでも、周りの先輩方と比べてみると違和感のあるところが多く、とても苦労しています。
しかし、今回のダンス練習では、急成長を遂げた姿が! 振りをばっちり仕上げ、細部の確認を進める二人。
粘り強く練習を続け、急成長を遂げたみみさんとうららさん。みみさんは今の心境を以下のように語った。
私は負けず嫌いな性格なので、決勝では絶対に負けたくないという強い気持ちがあります。大会に向けて、練習期間を通じてどんどん成長していければいいなって思っています。
フレッシュで一生懸命な9期生。インタビュー中、ひたむきに努力する理由や理想像を問うと、そこからは先輩という存在の大きさが窺えた。次回は、今大会に特別出場する2人の6期生にフォーカス! 出場の経緯や、4年目となるUNIDOLへ向けた意気込みは要チェック!