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「UNIDOL 2023 Summer 関東予選」大会レポート!

  • 2023-08-28
  • 2023-08-29
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「UNIDOL 2023 Summer 関東予選」大会レポート!

「普通の女子大生が、一夜限りの”アイドル”としてステージに立つ」をコンセプトに行われている、大学対抗のコピーダンス日本一決定戦「UNIDOL」。夏の関東予選が6月12日~14日に新宿ReNYにて開催された。
今大会のテーマは「みんなの応援のおかげで(僭越ながら)可愛くてごめん!♡」。会場には多くの観客が訪れ、ステージへ熱い声援を送った。3日間を通して計27チームが9つの決勝進出枠をかけてパフォーマンスを披露。今回、マスコミ研究会では早稲田大学所属チームにスポットを当てて取材した。

 

Prismile  (早稲田大学)

Prismile/UNIDOL

王道可愛いをモットーとするPrismileは、白鳥を感じさせる白と黄のフリルワンピースで登場。しかし、1人だけ醜いアヒルのように黒いワンピースを纏っていた。

3人は全員夢見る空に羽ばたくことができるのか……!?

 

オープニング さよならデュリアーナ/放課後プリンセス

アヒルの子が舞台の上で倒れたまま始まり、バレエ演目の「白鳥の湖」に合わせ2人の白鳥がアヒルのもとへと降り立つ。醜いアヒルの子は白鳥と一緒に優雅に羽ばたこうとする。

 

 1曲目 Share the light/Run Girls,Run!

白鳥がアヒルの子の周りで優雅に羽ばたくと同時に曲調が一転。光をテーマとする楽曲で3人は舞台を大きく使って舞い続けるが、白鳥とアヒルは近づけない場面もあり……。

しかし! ラストには白鳥の2人がアヒルの子に駆け寄りアヒルの子が白鳥へと進化! 白鳥の3人は一緒に羽ばたけるようだ。

 

2曲目 その羽で飛んでゆけ!/アイドルカレッジ

白鳥になった3人は楽曲のタイトル通り、飛ぶように踊りつづける。地を足で蹴って高く飛ぼうとする振り付けからは、この舞台で精一杯輝こうという彼女たちの気迫を感じた。笑顔もキラキラと輝いておりアイドルになるという夢が伝わってきた。

 

3曲目 What a Wonderful Dream!!/Liella!

ありのままの自分を受け入れ、今君と大きく羽ばたこう。今までのパフォーマンスを経てのメッセージと共に、衣装もスカイブルーへとチェンジ! 今回のセトリの中で一番跳ねる振り付けが多く、跳ねるたびにスカートがふわっと広がり本当に飛んでいるようだった。全体を通して伝えられてきた「夢のために羽ばたく」が一番に表現されていた瞬間だった。

 

 

夏目坂46(早稲田大学)

夏目坂46/UNIDOL

前大会の優勝チームである夏目坂46。第二章のスタートにふさわしいステージを創り上げることはできるのか……!?

 

1曲目 インフルエンサー/乃木坂46

「インフルエンサー」と言えば超高難易度のダンスで有名だが、全員ぴったりと揃っていて圧倒された。前回大会優勝者として1位通過だけを目標に掲げているという言葉通り、1曲目から圧巻のパフォーマンスだった。

 

2曲目 僕等のスーパーノヴァ/群青の世界

メンバーが変わり、7人でのパフォーマンスとなったが、サビで1列に揃った瞬間の迫力は凄まじかった。歌詞と彼女たちの状況がリンクしていて、一挙手一投足に熱いメッセージが込められていることを強く感じた。

 

3曲目 息をする心/STU48

動きの一つひとつが洗練されており、清純さと力強さが共存していた。大人数にも関わらず完璧なフォーメーションで観客を魅了した。3曲全てから強いメッセージ性を感じられ、彼女たちが去年の優勝以来背負ってきた気持ちが伝わってきた。

 

 

君はトキシック(早稲田大学)

君はトキシック/UNIDOL

可愛いだけじゃない! 曲に合わせた様々な表現で魅せる、本気で全力なステージ。

 

1曲目 息をする心/STU48

白を基調とした可愛らしいフリルと、靡くチュールが印象的な衣装で登場。太陽のような笑顔が、会場にあたたかい一体感を生み出す。「僕は僕のままで」という歌詞のままにのびのびと踊る姿、息をするような衣装の使い方が素晴らしいパフォーマンスだった。

 

2曲目 限りあるMoment/アンジュルム

1曲目とは雰囲気を変えた力強い曲調で、身体を大きく使ったダイナミックなダンスを魅せた。拳を突き上げて1列に並ぶ振り付けが会場を盛り上げ、観客の心に語りかけるようなアツいパフォーマンスで、歌詞が持つメッセージ性を余すところなく届けきった。

 

3曲目 Wonderful Story/アイドルカレッジ

衣装を変えて披露した3曲目は、MVも合わさり青春感あふれるTHE・アイドル!なステージ。パフォーマンス終盤も、エネルギッシュでキレのある動きで「可愛いだけじゃない」きみトキの底力を感じさせた。キラキラとした笑顔のなかにも、さらに上を目指す彼女たちの強い意思を見ることができた。

 

 【結果発表】

ここでは、決勝へ進出することになった各日程の上位入賞3チームを紹介する。

1日目 

1位 さよならモラトリアム(慶應義塾大学)

2位 chocolat lumière (明治大学)

3位 恋色モノポリー (日本女子大学)

 

2日目

1位 夏目坂46 (早稲田大学)

圧巻のパフォーマンスで今大会で初の予選1位通過を果たした。

2位 SPH mellmuse (上智大学)

3位 Gemini (中央大学)

 

3日目

1位 Bombs! (筑波大学)

2位 成城彼女 (成城大学)

3位 kimowota☆7 (法政大学)

 

これが予選だということを忘れるくらい、レベルの高い戦いだった。
決勝に駒を進めることのできなかったグループも決勝戦と同日に開催される敗者復活戦でチャンスがあるそう。
「アイドルが好き」という気持ちが全面に溢れるこの大会。
アイドルファンのあなたも、ちょっと興味があるというあなたも、全くアイドルを知らないよというあなたも、8月29日にZepp Hanedaで行われる決勝戦にぜひお越しを!